JR九州、福岡証券取引所にも上場 終値2955円 「待ち望んだ」祝福の声

福岡証券取引所の奥井洋輝理事長(左)から上場通知書を手渡されたJR九州の青柳俊彦社長
福岡証券取引所の奥井洋輝理事長(左)から上場通知書を手渡されたJR九州の青柳俊彦社長

 JR九州は26日、福岡証券取引所に株式を上場した。25日の東証1部に続く上場で、終値は2955円だった。地元企業の上場に、福証関係者から祝福の声が上がった。

 「幾多の荒波を乗り越えた念願の上場だ。多くの人が待ち望み、大変喜ばしい」

 上場式で、福証の奥井洋輝理事長は満面の笑みを浮かべ、こう述べた。

 奥井氏から上場通知書を受け取ったJR九州の青柳俊彦社長も「昭和62年の発足以来、地元の方々に力強い応援をいただいた。今後も地の利を生かした事業を進める」と応じた。

 市場間競争にさらされる地方取引所は厳しい環境にある。福証も平成10年に「福岡証券取引所活性化推進協議会」(福証活性協)を、21年には「九州IPO挑戦隊」を設立し、新規上場の呼び込みに力を入れる。

 福証活性協の松尾新吾会長(九州電力相談役)はこの日、「JR九州は協議会の発足当初からのメンバーだ。今回の上場は何十社分に相当する。大変頼もしい」と語った。

会員限定記事会員サービス詳細