【東京五輪】五輪ボート会場 埼玉・戸田市で監督や選手ら約40人が討論「選手の立場からは彩湖で」(1/2ページ) - 産経ニュース

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五輪ボート会場 埼玉・戸田市で監督や選手ら約40人が討論「選手の立場からは彩湖で」

五輪ボート会場をめぐる討論会で、意見を述べる大学生=26日、埼玉県戸田市の戸田公園管理事務所
五輪ボート会場をめぐる討論会で、意見を述べる大学生=26日、埼玉県戸田市の戸田公園管理事務所

 東京五輪・パラリンピックのボート・カヌー競技会場見直しで、戸田ボートコース監督会員や埼玉県戸田市を練習拠点にする大学生ら約40人が26日、彩湖のある同市で開かれた「東京オリンピックボート会場とレガシーについて」をテーマにした討論会に参加した。席上では「選手の立場からは彩湖でやってもらうのがいい」という声が多く上がった。(菅野真沙美)

 討論会冒頭、監督会員らは各会場候補のメリットやデメリットについて解説。現状では五輪後に使用するための恒久施設や宿泊施設の内容が不明確で「レガシー(遺産)という言葉が取り上げられるが、選手目線で見れば当然の内容に関する議論が尽くされていない」と問題点を指摘した。

 アトランタ、バルセロナ五輪に出場し、現在は実業団の監督を務める岩畔(いわぐろ)道徳さん(49)は「アスリートファーストというキーワードに最も重要なのは良好な水面を担保すること」と強調。東京都の「海の森水上競技場」は彩湖より波が立ちやすい点などを挙げて「私の感覚だとどうしてアスリートファーストと言えるのか」と疑問を呈し、「スポーツのビジネスとしての要素も重要なのは理解するが、スポーツ界の環境を向上させる観点も取り入れてほしい」と訴えた。

 宮城県の「長沼ボート場」に関しては「分村の五輪を体験したが、やはり選手のモチベーションは下がると思う」と話した。