目指せ、一休さん 幼稚園児が座禅にチャレンジ 奈良・王寺町

達磨寺で王子北幼稚園の園児が座禅に挑戦した=王寺町
達磨寺で王子北幼稚園の園児が座禅に挑戦した=王寺町

 奈良県王寺町立王寺北幼稚園の園児18人が25日、同町の達磨寺で座禅を体験した。普段は元気に走り回っている園児たちも、この日は小さな手足を組み、静かなひとときを過ごした。

 日野周圭住職がまず、園児に手足の組み方などを指導。「うっすら目を開けて、気分を楽にしましょう」と説明したあと、鈴(りん)の音を合図に座禅が始まった。途中、「警策(けいさく)」と呼ばれる棒で園児の肩近くを軽くたたく場面も見られた。最初は怖がっていた園児たちだが、日野住職が「もう一度たたいてほしい人!」と呼びかけると、最後には全員が手を挙げ、座禅を楽しんでいる様子だった。

 座禅体験は、生まれ育った故郷に愛情や興味を持ってもらおうと初めて企画された。日野住職は、「小さいうちに仏教になじんでもらうことで、教えの底辺を広げることができ、いい機会だと思う」と話した。

 座禅体験を終えた三宅伊織ちゃん(6)は「気持ちよかった」と笑顔。中嶋利奈ちゃん(5)も「静かな気持ちになった」と話していた。

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