関西の議論

「国の裏切り」「廃炉なら明日にも更地に戻して」もんじゅ見直しに福井県知事、敦賀市長が激怒 無策を痛烈批判

 関連協は平成16年5月、もんじゅのナトリウム漏洩対策工事の前に知事の要請で第1回が開かれ、散発的に継続されてきた。西川知事は「東京だけで机上の議論をすると、もんじゅの実績や将来にとっていい結論が出ない」と述べ、もんじゅに代わる高速炉の方向性を官民で協議する「高速炉開発会議」だけですべてが決まることへの警戒感を示した。

 原子力を含むエネルギー政策は国策で、地元の理解がなければ進まない。これまでの商業用原発再稼働に当たり、西川知事や福井県内の原発立地市町の首長は原子力発電について「国民理解が深まっていない」と警鐘を鳴らし続けてきた。もんじゅ廃炉が地元への裏切りととられている限り、3者協が波乱含みになるのは必至だ。

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