働き方改革実現会議

女優の生稲晃子さん「病気治療と仕事の両立、トライアングル的な連携サポートができるのではないか」

 まず3つお話しさせていただいた1つなんですけれども、例えば私ががんだったのでがんのお話をしますと、がんというのは取ってしまったら終わりではなくて、その後からが戦いだと思うんです。私の場合は、がん摘出後、5年という長きにわたる治療が始まりました。2度再発をしてしまったのでその治療というのはさらに伸びたんですね。5年生存率といわれるがんなんですけれども、乳がんの場合は進行がゆっくりなので、10年生存率、10年間病院にお世話になるわけです。生存率の調査でも乳がんというのは他のがんと比較すると、その生存率は高い値なんですけれども、他のがんは5年を過ぎると横ばいになるものが多い中、乳がんというのは、長期にわたって生存率低下が続くがんの1つであるということが分かってきているんですね。そういった意味でも5年、10年という長期的なフォローアップが必要となってくるわけで、そう考えると会社の理解とか教育というのは必要不可欠になってくると思います。そこで、私が最初に申し上げたのは、会社と労働者の間に入る産業医というものの今以上の充実というのをお願いしたいということでした。