しかし、恒久的な対策は見いだされず、県議会による田中元知事に対する不信任決議の引き金になった。
その後、治水の安全度を下げた河川改修や遊水池の整備などが検討されたが、国や地元の理解が得られないまま、村井仁前知事が19年に穴あきダムの建設を決めた。
治水専用で通常時は貯水せずに底部に設けた排水口(高さ1・4メートル、幅1・35メートル)から川の水が流れ続け、大雨の時だけ一時的に水をためる構造とした。22年5月に着工し、同9月に就任した阿部守一知事も建設の継続を決定した。
しかし、恒久的な対策は見いだされず、県議会による田中元知事に対する不信任決議の引き金になった。
その後、治水の安全度を下げた河川改修や遊水池の整備などが検討されたが、国や地元の理解が得られないまま、村井仁前知事が19年に穴あきダムの建設を決めた。
治水専用で通常時は貯水せずに底部に設けた排水口(高さ1・4メートル、幅1・35メートル)から川の水が流れ続け、大雨の時だけ一時的に水をためる構造とした。22年5月に着工し、同9月に就任した阿部守一知事も建設の継続を決定した。