スペイン政治空白が解消へ 社会労働党が信任投票を棄権 首相続投に道筋

 昨年末の総選挙後、新政権樹立が難航するスペインの下院第二党で穏健左派の社会労働党は23日、最大政党の保守系、国民党のラホイ首相の続投をめぐる信任投票で棄権する方針を固めた。ロイター通信が報じた。ラホイ氏が続投し、約10カ月間の政治空白が解消される見通しとなった。

 スペインでは昨年12月と今年6月の選挙でともに国民党と社会労働党、新興2政党が勢力を四分する状態となり、連立協議が難航。社会労働党は信任投票で首相続投に反対票を投じてきたが、棄権することで国民党は少数政権でも樹立が可能となる。(ベルリン 宮下日出男)

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