大学の女子力

女性を社会で輝ける存在に 大阪電気通信大(3完)大石利光学長に聞く

 「女子だけに特化したものはない。元来男女間に能力の差はなく、区別する必要はないと考えるからだ。むしろ男子学生が多い環境で共に切磋琢磨(せっさたくま)すれば、社会人基礎力も養われる。環境面でのサポートも必要だ。入学直後に女子茶話会を開いたり、女子学生のメーリングリストを作成し、女性職員が相談に応じる取り組みも進めている」

 --21世紀の社会で求められる女子力とは?

 「女性特有のしなやかさと気遣いを挙げたい。工学部環境科学科の研究室ではベリー系植物を使った商品開発が進められており、今年6月に東日本大震災復興支援会社と共同で炭酸飲料『ソルティ・ラズベリー』を開発した。学生が育てたラズベリーと岩手県宮古市特産の塩をつかったプロジェクトで女子学生も参加している。こうした女性の特性は組織にも必要で、人間関係の溝を埋める潤滑油になる。社会に出ても常に輝ける存在になってほしい」