比べる×調べる

(131)パスタのゆで湯 健康考えると食塩は表示通り?

【比べる×調べる】(131)パスタのゆで湯 健康考えると食塩は表示通り?
【比べる×調べる】(131)パスタのゆで湯 健康考えると食塩は表示通り?
その他の写真を見る (1/2枚)

 スパゲティなどパスタをゆでるとき、ゆで湯に塩を加えます。麺にコシを出すためなどといわれますが、ゆで湯から麺へ移行する塩分が気になりますね。そこで、ゆで湯の食塩量によって麺の状態に差があるのか調べてみました。

 試したのは、太さ1・6ミリのスパゲティ。水1リットルに対して、食塩量が0グラム▽5グラム▽10グラム▽15グラム-の計4種類のゆで湯を用意し、それぞれのゆで湯で100グラムの麺を7分間ゆでた後、ザルにあけ、10秒後のものをサンプルとしました。最大量の15グラムはイタリア料理のシェフによる料理本などで紹介されることがある量です。また、このスパゲティの商品表示では、食塩量の目安は水1リットルに対して小さじ1(約5グラム)としています。

 まず、ゆでた後の麺のナトリウム含有量を測定し、食塩相当量に換算しました。その結果、ゆで湯の食塩量が多いほど麺に含まれる食塩も多く、15グラムのゆで湯の麺の食塩相当量は2・3グラムでした。健康のために国が目標とする食塩摂取量は、成人で男性が1日当たり8グラム未満、女性が同7グラム未満で、女性では麺だけで1日の3分の1の食塩を摂取することになります。