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秋田県北秋田市の市営阿仁熊牧場(愛称・くまくま園)で、飼育していたヒグマ1頭(年齢不明、雌)が死んでいたことが分かった。死因は外傷性ショック死で、熊同士のけんかが原因とみられる。
阿仁熊牧場は主にツキノワグマを飼育していたが、平成24年に飼育員2人がヒグマに襲われ死亡する事故があった秋田八幡平クマ牧場(同県鹿角市、閉園)からヒグマ19頭を引き取り、26年に新装開業した。死んだのは引き取ったヒグマのうちの1頭。
小松武志園長によると、14日夕方、運動場で死んでいるのを飼育担当者が見つけた。他の熊から攻撃を受けたとみられる傷があり、別のヒグマとけんかになったとみられるという。