松浪氏は遺伝子組み換え作物について「除草剤をぶっかけても枯れないようにする遺伝子組み換えがある」と指摘。危険性について塩崎氏に質問した。
塩崎氏は「厚労省や地方自治体で、安全性の確認がされていない遺伝子組み換え食品が流通しないよう、監視指導、取り締まりをしている。食品の安全性は確保されている」と述べた。
松浪氏は「国民は信じていない」と述べ、食品に「遺伝子組み換え」と表示する基準を厳しくするよう主張。その場合にTPPが障害となるか尋ねた。石原氏は「科学的な根拠があれば、わが国で独自に(制度を)変えることは可能だ」と述べた。
TPPでは輸入食品の増加が見込まれており、食の安全は審議の論点となっている。精子をめぐる議論は、その前振りだったようだ。