関西経営者列伝

創業の原点に「ミニスカの女王」 チュチュアンナ・上田利昭社長(1)

【関西経営者列伝】創業の原点に「ミニスカの女王」 チュチュアンナ・上田利昭社長(1)
【関西経営者列伝】創業の原点に「ミニスカの女王」 チュチュアンナ・上田利昭社長(1)
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 繊細なレースやリボンで飾られた靴下、色とりどりのカラータイツ…。かわいいものが大好きな10代の女の子をメインターゲットに流行を発信してきた靴下、下着小売りチェーンの「チュチュアンナ」。創業から43年、季節ごとのオリジナル商品が詰まった店舗を国内外501カ所で展開している。創業者の上田利昭社長(71)は、常に最先端ファッションに目を光らせ、良質でリーズナブルなものづくりに心を砕いている。(石川有紀)

昭和42年、ツイッギー来日…時代の変化直感

 チュチュアンナの社名は、バレリーナの衣装の「チュチュ」と、元気でかわいい女の子をイメージした名前「アンナ」を組み合わせて私が付けました。当初は「17歳の女の子」をターゲットとしましたが、今では靴下やタイツ、下着類を商品企画から販売まで手がけ、17〜24歳くらいの「ヤング」、25〜34歳くらいの「キャリア」など、幅広い年齢層が来てくださいます。

 高度成長期の昭和42年秋、「ミニの女王」といわれ日本中にミニスカートブームを巻き起こした英国人モデル、ツイッギーが羽田空港に降り立ったのが創業の原点になりました。ハイソックス、カラータイツを美しく履きこなす彼女の姿に「時代が変わる。これから日本の女性はおしゃれに目覚めていく。自分も役立てる」と直感したんです。

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