大リーグ通信

大打者は指導者に向かない? ボンズ打撃コーチが1年でクビ さてイチローの将来は…

8月7日に大リーグ通算3千安打の偉業を達成したイチロー㊧は、尊敬するボンズ打撃コーチとガッチリ握手(リョウ薮下撮影)
8月7日に大リーグ通算3千安打の偉業を達成したイチロー㊧は、尊敬するボンズ打撃コーチとガッチリ握手(リョウ薮下撮影)

 大打者、必ずしも名コーチにあらず-。マーリンズのバリー・ボンズ打撃コーチ(52)が解任された。通算762本塁打を誇る長距離砲が、オーナーから三顧の礼をもって迎え入れられたのは1年前。マーリンズの打撃力アップを期待されたが、今季の数字を見る限り、全く看板倒れ。解任の理由は米メディアがいろいろ分析しているが、指導法や性格に至るまで「本当にここまでひどかったの?」。ボンズ打撃コーチを尊敬するイチローも人ごとではない!?

 ポストシーズンに入る直前とはいえ、米メディアは衝撃を持ってボンズのコーチ解任を報じた。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」は、「ボンズはコーチ経験がない上、オーナーのローリア氏の肝いりという物議を醸す就任だった。現場は最初から大した打線の改善にはならないと思っていた」と手厳しい。

 現実は心配していた通りで、「マッティングリー監督はビデオや最先端の投手解析を使って打者を指導することを望んだが、彼はこういった地味なコーチの仕事をしなかった。『他のチームはやっているのは知っているが…』とわめき散らした」。コーチにふさわしい仕事をしていなかったと指摘した。