【産経抄】女性への不品行は許し難い 10月14日(1/2ページ) - 産経ニュース

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産経抄

女性への不品行は許し難い 10月14日

 日本で初めての美人コンテストは、明治41(1908)年に開催された。米紙シカゴ・トリビューンが、各国の新聞に「ミス・ワールドコンテスト」を呼びかけたものだ。主宰したのは、福沢諭吉が創刊した「時事新報」である。小紙も流れを受け継いでいる。

 ▼やはり福沢が創立した慶応大学でも、学生団体の「広告学研究会」が、「ミス慶応コンテスト」を企画、運営してきた。学園祭の名物イベントであり、アナウンサーの登竜門にもなっている。

 ▼90年以上もの伝統を誇るこの団体は今月4日、大学から解散を命じられた。大学側の説明では、所属する男子学生らが懇親会で未成年の女子学生に飲酒を強要していた、不祥事が発覚したためだ。コンテストも、中止となった。

 ▼もっとも、騒動はそれで終わらなかった。女子学生は泥酔させられ、男子学生数人から乱暴されたと、神奈川県警に相談していた。県警はすでに捜査を始めているという。今年5月には、東大生らが酒に酔わせた女性を全裸にして、わいせつ行為に及ぶ事件があった。今月初めには、被告2人の有罪判決が確定している。