菅義偉官房長官 辺野古移設めぐる違法確認訴訟で「最高裁が最終判断」 翁長雄志・沖縄県知事を牽制

菅義偉官房長官=12日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)
菅義偉官房長官=12日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、翁長雄志知事が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる違法確認訴訟で県の敗訴が確定した場合、辺野古沖の埋め立て承認の撤回に踏み切る考えを示唆していることに関し、「国と県は、司法の判断が示された場合、ただちに判決に従って互いに誠実に対応していくとの和解案に合意している。日本は法治国家であり、最高裁の判断は最終判断だ」と牽制(けんせい)した。

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