ふくこむぎでグリッシーニ オーカワパンが販売 福井

 パン製造販売のオーカワパン(坂井市丸岡町)は、県立大が開発した小麦「ふくこむぎ」を使った棒パン「パン屋のグリッシーニ」を売り出した。県内のスーパーなどで塩、ごまの2種類を試験販売中。11月から新たにハーブ&ペッパー味を売り出す。

 グリッシーニはイタリア発祥で、クラッカーのような食感の細長いパン。日本でも卓上パンとして普及しており、生ハムを巻いたり、オリーブオイルに浸したりして食べる。

 ふくこむぎは梅雨前に収穫できる早生の品種として開発され、平成24年に品種登録された。同社によると、通常の小麦と比べて焼き色が付きにくいため、しっかり焼いてサクサクした食感に仕上げるパンに向いているという。雑味が少なく、塩、ごま、ハーブといった副材料の風味や味を引き立てるのも特長。

 オーカワパンは23年に商品開発に着手し、さまざまな試作の末にグリッシーニにたどり着いた。今年7月から試験販売を開始。ふくこむぎの作付面積は徐々に増えており、他の新商品の研究も進めたいとしている。

 グリッシーニの試験販売価格は税別198円(7本入り)。

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