不妊治療のやめ時を考える(4・完)

養子を育てるという選択も 「治療と並行して検討を」「血が繋がってなくても似てくるのかな…」

 特別養子縁組 原則6歳未満の子供と、血縁関係のない原則25歳以上の夫婦が法律上の親子関係を結ぶ制度。実親の同意を得た上で、家庭裁判所での審判が必要。普通養子縁組と異なり、子供と実親の親族関係は終了される。児童相談所や、都道府県に届け出をした民間団体や個人が斡旋(あっせん)・仲介できる。司法統計によると、平成26年度の特別養子縁組の成立件数は513件。

 静岡大の白井千晶教授が平成22~23年、不妊治療の経験者238人を対象に実施した調査では、31%が養子縁組・里親を「考えたことがある」と回答した。一方、「ない」とした人に理由を尋ねたところ(複数回答)、「ほしいのは、自分と配偶者の子供である」が68%で最多だった。