食生活の改善や適度な運動が効果的
マンダムによると、年齢を重ねるにつれ、体臭は濃くなりがち。男性の場合、体臭の主成分は年代ごとに異なり、「汗臭」(10代後半〜30代前半)▽使い古した油のような「ミドル脂臭」(30代後半〜50代前半)▽草っぽい「加齢臭」(50代後半以降)-の3種類に分けられる。
汗や皮脂そのものに臭いはなく、汗や皮脂に含まれる成分を皮膚表面の菌が食べる過程で臭いが生じる。
そのため、外出前にシャワーを浴びたり、外出に汗ふきシートを携帯しこまめに皮脂を拭き取ったりすることで、臭いを和らげることができる。
また、五味クリニックの五味院長によると、食生活も影響する。過度の飲酒や加工食品など偏った食事を改め、野菜を含めてバランスよく食べることが大切という。
さらに、運動不足は血行不良などを引き起こし汗腺の機能も低下する。生活に適度な運動を取り入れることで血行が改善され、老廃物が排出されることで体臭を防ぐ効果があるとされている。