【CEATEC見聞録】触って操作か対話で操作か… シーテックで垣間見たIoT家電の未来図 日の丸家電の復権は期待できるか?(1/3ページ) - 産経ニュース

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CEATEC見聞録

触って操作か対話で操作か… シーテックで垣間見たIoT家電の未来図 日の丸家電の復権は期待できるか?

4日、開幕した「CEATEC JAPAN 2016」=千葉・幕張メッセ(寺河内美奈撮影)
4日、開幕した「CEATEC JAPAN 2016」=千葉・幕張メッセ(寺河内美奈撮影)

 デジタル家電や先進ITの展示会「CEATEC(シーテック) ジャパン」は国内最大、アジアでも最大級の規模を誇る。今年は10月4日から7日にかけて、千葉・幕張メッセで開かれた。テーマは、あらゆるモノがネットにつながる「IoT(モノのインターネット)」という最も旬の技術。IoTの普及で家電や人はどのようにつながるのか。そして、日の丸家電の復権ののろしとなるか。(柳原一哉)

キラキラ輝くスカート

 会場でひときわ注目されていたのがパナソニックの出展ブース。黒山の人だかりのその中心には、華やかなコンパニオンの姿が。何本ものLEDが装着されており、点灯・消灯を繰り返す…。これが「人体通信応用デバイス」を使ったパナのコンセプト展示だ。

 このデバイスは、腕時計型のウエアラブル(身に着ける)機器を用いて人体に電界を発生。体の表面につくる弱い電気の層に、電子的な情報を流せるようになっている。

 ウエアラブルからの情報は電界を通じてその先にあるLEDに届き、点灯・消灯のほか赤、白など色の変更も指示する。まさに体を使った「人体通信」だ。

 パナの担当者は「この技術を用いれば家庭のどんな家電も触れるだけで操作が可能になる」と胸を張る。