「全ての被害者を救おう」 北朝鮮による拉致被害者救う奈良大会

北朝鮮による拉致問題の解決を訴えデモ行進する参加者=奈良市
北朝鮮による拉致問題の解決を訴えデモ行進する参加者=奈良市

 北朝鮮による拉致問題への意識を高めようと、「第11回救う会奈良大会」(北朝鮮に拉致された日本人を救出する奈良の会主催)が9日、奈良市の県文化会館で開かれ、拉致被害者の全員救出を訴えた。

 集会で救う会奈良の佐藤一彦会長は「この10年間、拉致問題が解決に向かう進展はなかった。今こそ国民の力で解決すべきであり、断じて諦めることはできない」とあいさつした。

 拉致問題に詳しい元衆院議員の三宅博氏や西村真悟氏らが講演し、三宅氏は「拉致問題に関する意識の低下に被害関係者の高齢化も伴い、風化が始まっている」とした上で「解決に向けた国の主体性を回復できない限り解決はない」と指摘。西村氏は「北朝鮮に対する経済制裁で効果があるかは疑問。より強い圧力をかける政府の体制作りを求める」と話した。

 集会後、参加者は会場近くでデモ行進。「被害者を救出できるのは皆さんだけ。ともに戦おう」と市民らに呼びかけた。

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