「滋賀と京都が一丸に」 坂上田村麻呂像が除幕式

「滋賀と京都が一丸に」 坂上田村麻呂像が除幕式
「滋賀と京都が一丸に」 坂上田村麻呂像が除幕式
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 平安時代初期に征夷大将軍を務めた武将・坂上田村麻呂の石像が大津市横木の「井筒八ッ橋本舗」追分店の敷地内に建てられ、8日除幕式が行われた。

 田村麻呂は、桓武天皇から征夷大将軍を任じられたほか、清水寺(京都市東山区)を創建したとされ、京都市山科区の西野山古墓に埋葬されたとみられる。

 石像は台座も含み、高さ約7メートル。京都と滋賀の境界にあたる「逢坂の関」一帯の観光振興を目的に、京都と滋賀の経済人や寺社関係者らでつくる「『逢坂の関エリア整備』発起人会」が建立した。

 この日の式典では、京都市の門川大作市長が「滋賀と京都が一丸となり文化で日本全体を元気にしていく必要がある」とあいさつ。大津市の越直美市長は「京都と大津の歴史の深さを改めて認識するとともにこれからの未来を考えるいい機会となった」と述べた。

 石像は観光客に無料で一般公開される。さらに、同会は逢坂山関跡(大津市大谷町)付近に大津京を築いた天智天皇の石像の建立も計画しており、来月にも除幕式が行われる予定。

 同会代表で井筒八ッ橋グループオーナーの津田佐兵衞さんは「単なる物見遊山に終わるのではなく、歴史をしっかり知ってもらい、本当の観光をしていただきたい」と話している。

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