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日本やアジア、米国を股にかけ、主に不動産投資を展開している。若い頃は生まれ故郷の台湾で、航空会社の設立や高速鉄道の開業に奔走。40歳を目前にして一念発起し、畑違いともいえる投資会社を創業した。会社設立から十数年が経過し、グループの運用資産残高は今や3000億円を超える。「長期保有、安定運用」と「一流の人材の確保」を合言葉に、全世界でビジネスチャンスを追いかけている。
--クリサス・グループとはどんな会社ですか
「2004年に創業しました。ホテルや賃貸マンション、商業施設、港湾施設などを対象とする不動産投資をはじめ、投資助言、不動産運営などの事業を手掛けています。情報や人材、お金を集めやすい利点があるので本社はシンガポールに置いていますが、東京や香港、米国にも拠点があります。スタッフ数は約60人で、みんな専門性が高く経験豊富なのが特徴。重視しているのは、『ハイリスク・ハイリターン』は極力避けるということです」