【映画「GANTZ:O」原作者に聞く・動画付き】奥浩哉氏が「漫画を超えた部分にやられた!」と絶賛する内容とは?(3/4ページ) - 産経ニュース

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映画「GANTZ:O」原作者に聞く・動画付き

奥浩哉氏が「漫画を超えた部分にやられた!」と絶賛する内容とは?

 《原作コミック「GANTZ」は、累計2100万部を誇る大ヒット作。斬新な設定、先を読ませない壮大な展開が特徴の作品だが、奥氏は高校時代にすでに構想を思いついたという》

 その頃、「必殺」シリーズ(テレビ朝日系)にはまっていて、「必殺」をSFの設定でやりたかったんです。さらに、たまたま読んだ小説「不死販売株式会社」(ロバート・シェクリイ著)がすごく面白かった。そこから、「1つの部屋に死んだはずの人たちが転送されて来る。彼らにターゲットを倒すように指令が出されて、従わないと死んでしまう」という設定を考えついたんです。

 主人公の恋人がターゲットに指定され、主人公が仲間を敵に回して恋人を守る-というところまでは、高校生の時点で考えていました。

 《漫画には、田中星児さんそっくりの「田中星人」や金剛力士像そっくりの「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人」といった遊び心あふれる敵が登場。登場人物たちのスーツや武器などの洗練されたデザイン、大迫力のアクションシーンなど、奥氏の高い画力と3DCGによる精密な背景画が、独特の作品世界を支えている》

 描いていて一番大変だったのは、(「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人」の)仏像です。「CGでしょ?」とよく聞かれるんですが、全部手描きです。連載初期だったのでスタッフの数も少なく、みんながピリピリしながら作業をしていましたね。

 「GANTZ」や現在連載中の「いぬやしき」では、上空から見下ろす構図が非常に多いので、ヘリコプターをチャーターして写真をいっぱい撮り、それを参考に描いています。僕の作品はコストがすごくかかるので、売れないと分かったら、速攻で終わらないといけないんです(笑)。