生活・小沢一郎代表が「生活の党」から「自由党」に変更の意向

生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表=国会内(斎藤良雄撮影)
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表=国会内(斎藤良雄撮影)

 生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表が、党名を「自由党」に変更する意向を固めた。党員向けに「自由党」の是非を問うアンケートを往復はがきで発送しており、返信を集計した上で12日の両院議員総会で最終決定する。

 はがきには、小沢氏の見解として「来年1月の衆院選もかなり現実味を帯びて伝えられている」「これを機会に党名を変更し、『自由党』として新たに再スタートを切ろうということになりました」などと記されている。

 生活の党関係者によると、「自由党」は小沢氏のお気に入りで、所属議員の中でも支持する声が最も多かったという。

 旧自由党は小沢氏が平成10年に結成し、党首に就いた。自民、公明両党との連立政権に加わったが、12年に離脱し、15年に当時の菅直人代表が率いた民主党と合併した。東京都の小池百合子知事や自民党の二階俊博幹事長も自由党に所属していた時期があった。

会員限定記事会員サービス詳細