「フォーシーズンズホテル京都」(京都市東山区)が開業(15日)を前に、7日、内覧会を開いた。エントランスに竹などを配し、「和」をイメージ。最上級のプレジデンシャルスイートは120万円からで、京都市内で初の100万円超となる。
ホテルは地下2階、地上5階。敷地内には、約800年前につくられ、平家物語にも登場する平重盛の別邸「小松殿」の庭園「積翠園(しゃくすいえん)」(約1万平方メートル)が広がる。
客室は123室。時期や季節によって変動するが、デラックスルーム(49〜53平方メートル)は1室7万5千円から。プレジデンシャルスイート(245平方メートル)は1室のみで、神殿をイメージし、リビングのほか、2つのベッドルームなどがある。窓からは隣接する妙法院の庫裏が見える。
アレックス・ポーティアス総支配人は「コンセプトは伝統的かつモダン。庭の景色を絵画のように楽しんで」と話している。