工場萌えブームに応えて工場夜景のラッピング電車 南海高師浜線

高師浜線のラッピング電車のイメージ(南海電鉄提供)
高師浜線のラッピング電車のイメージ(南海電鉄提供)

 SF映画のような幻想的な夜景を楽しめる工場萌(も)えの聖地として知られる堺泉北臨海工業地帯(堺市、大阪府高石、泉大津両市)の夜景写真をラッピングした電車が8日から約6カ月間、高石市の南海高師浜線を走ることになった。ラッピング電車は各地で走っているが、イラストを描くことが多く、夜景写真は異例。高石市はまちの活性化につながると期待している。(張英壽)

 南海高師浜線は羽衣-伽羅橋(きゃらばし)-高師浜(いずれも高石市)の3駅約1・5キロを約3分で走る単線。高師浜駅は堺泉北臨海工業地帯のそばに立地。同工業地帯の夜景をめぐるツアーも企画されて人気を集めており、高石市が11月1日に市制施行50周年を迎えることから、南海電鉄と同市が協力して企画した。

 同路線を走る2両編成の電車を計6枚の写真でラッピング。両サイドの窓の下に複数の写真をパノラマのように並べ、正面には、工場夜景のイラストを施した丸いヘッドマークを設置。マークには「走る!工場夜景」と書かれている。工場夜景は阪神高速湾岸線から望むのが最も美しいとされる。