バンドウイルカの赤ちゃん16年ぶりに誕生! 神戸・須磨海浜水族園

母親に寄り添って元気に泳ぐイルカの赤ちゃん=神戸市須磨区(神戸市立須磨海浜水族園提供)
母親に寄り添って元気に泳ぐイルカの赤ちゃん=神戸市須磨区(神戸市立須磨海浜水族園提供)

 神戸市立須磨海浜水族園(同市須磨区)でバンドウイルカの赤ちゃんが誕生した。同園での誕生は16年ぶりで3頭目だという。

 赤ちゃんは9月30日に誕生。性別は雄。生まれたときは体長約1・3メートル、体重約20キロで、父「カイリ」(16歳)と母「マミー」(推定23歳)の間に生まれた。当初は泳ぎもぎこちなく、マミーも戸惑った様子だったが、現在は同園イルカライブ館のプールで母子一緒に寄り添って泳いだり授乳する様子が確認されており、順調に育っているという。

 同園によると、バンドウイルカの繁殖は1年以上の生存率が3割程度という。今のところ一般公開の時期は未定だが、同園は館内設置のモニターで親子の様子を上映する予定。

 飼育員は「生まれてきたことにまずはひと安心。元気に育つまで楽しみに待っていてほしい」と話した。

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