毒キノコ食べて40代男性が食中毒、神戸市で34年ぶり 長雨と暑さでキノコ大量発生背景に

 神戸市保健所は4日、同市西区の40代男性が誤って毒キノコを食べ、嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒症状を起こしたと発表した。男性は入院したが、快方に向かっているという。

 市保健所によると、男性は2日午前、自宅近くの公園で食用のササクレヒトヨタケと間違って、毒キノコを採取。同日の昼食時にいためて食べたところ、約3時間後に食中毒症状が出た。毒キノコの種類は鑑定中という。

 市内で毒キノコによる食中毒が発生したのは昭和57(1982)年以来34年ぶり。今年は長雨と暑さの影響で、キノコが多く発生しているといい、市保健所は「食用と確実に判断できない限り、絶対に食べないでほしい」と呼びかけている。

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