蓮舫氏「総理、確認なんですが、2島の返還、2島の帰属問題の解決のみで、平和条約の締結は行わないという認識でよろしいでしょうか」
首相「今、外務大臣がお答えをさせていただきましたように、北方4島はわが国固有の領土である。そして、われわれは4島の帰属の問題を解決して、平和条約を締結する。これが基本姿勢でございます。そして、その基本姿勢のもとにこれから交渉を進めていくということです」
蓮舫氏「ぜひ、その基本姿勢を堅持していただきたいと思います。わが国固有の領土でありますから、まずは4島の帰属問題を解決して、そして平和条約を締結する。この方針は堅持していただきたいと思います。ここで最近なんですけれども、自民党の中から、解散に関する発言が相次いでいます。中には区割りの前に、という不見識な発言もあるんですが、外交問題で前に進めて解散という憶測も流れているんです。これは私の考え方です。総理の専権事項ですから口は出しませんけれども、外交問題を争点にする解散総選挙に違和感があるんですが、総理はどうお考えでしょうか」
首相「いずれにいたしましても、現在、解散については全く考えていないということ、そもそも全く考えていないということでございます」