蓮舫氏「答弁書を見つけたから、答えることはやめてもらえませんか。配偶者控除の話は終わって、次の議論をしています。私は憲法に家庭を明記するよりも、家庭を持ちたくても、結婚できない人たちを支える方が最優先の政治課題ではないですかと聞きました」
首相「蓮舫議員の議論の結論として、そういう家庭ということ、家族ということを憲法に位置付けるという延長戦上で配偶者控除の改定をしているという位置付けで、1人親家庭との比較で、どうかということでしたから、まずもとのところが違うということを指摘するのは当然のことと思います」
蓮舫氏「もとのところを答えてくれないから、政策がそちらに進んでいるのではないかと議論をしているのですよ。憲法24条になぜ家庭を入れるのかについて答えなくて、その後の政策について、もとのところが違うと言われても、議論が噛み合いませんよ」
首相「わが党の草案と控除の問題は関わり合いがない。配偶者控除の改正は、現行憲法のなかで改正をしている訳でありますから、これから、改正するかしないかわからない条項について、述べなければ、その控除の改正について議論ができないのはおかしいと思います。なぜ配偶者控除の改正をしようとしているかについては、いまご説明をしたところであり、家族のあり方が様々に変わっていくなかにおいて、困っている方々については、しっかりと支援をしていくことは、これはこれでやっていくということです」