首相「我が党の憲法草案と国民のみなさんに国民投票を同じするものは別ですから、われわれの考えを示しているもので、私も一字一句変えないと言ったら、一歩も進まないと思っていますよ。政治は現実ですから、そこはまさにご議論をいただければ、当然、柔軟な姿勢で臨まなければいけないと思っています」
蓮舫氏「そのためにも予算委員会で議論をしようと言っているのですよ。全くそこは答えてくれない。こういうところが、自分がやりたいことは主張するけど、聞かれたら答えない、そのダブルスタンダードをあらためてもらいたいと思います。私は、憲法に家族という文言を義務規定で明記するよりも家族を持ちたくても結婚できない、収入がなくて結婚できないような方たちを支援することが最優先課題と思いますが、総理いかがですか」
首相「配偶者控除は、あらたに家族の価値を置くために、これを変えることではなくて、配偶者控除については、どう見直すかと言うことについて、根本を言っています。配偶者控除については、女性が就業調整をすることを意識せずに働くことができる仕組みを作って行く必要がある。一方、家庭における配偶者の貢献を評価すべきとの指摘もあって、働き方や家族のあり方について国民的議論を行いながら、充分に検討を行っていくべき問題と考えているわけであり、まだ決まっているものではなく、どっちが良くてどっちが駄目だということではなく、この改正はしなければならないと思っています。同時にこれは、1人親家庭などについての支援はしっかりと行ってきている訳であります。児童扶養手当等についても、2児3児については、加算をしっかりと行ってきている。そういう支援も当然行わなければならないと思っています。また、さまざまな政策において、1人親家庭のお母さんがキャリアアップ重ねていく支援等も今後もしっかり行っていきたい」