「アクセサリーまで予算が回らないとの声を聞くが、シンプルな量販服でも個性や季節感を表現できる便利なアイテムなので、楽しく使ってほしい。婚活なら清楚なパール、仕事で気分を上げたいなら手元に大ぶりのリングを…と活用の幅は広い。ファッション画像を投稿するインスタグラムの盛況も追い風です」
ニューヨークで買い付けた個性的な作家モノやクラシックなビジューなど多彩な品ぞろえ。定価の20〜50%引きで販売もしている。「毎週のように借り換える方がいる一方、買い取りをされたことのある顧客は4割にのぼり、予想外の収益となっている」と太田社長。
借りたモノが手放せなくなるとは、アクセサリーの磁力、おそるべし!?
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先行するのは、通勤やお出掛けに使う日常のオシャレ着だ。
昨年2月、「日本初の月額制ファッションレンタル」としてスタートした「エアークローゼット」は今年9月、会員9万人を突破。回数無制限で洋服が借り放題のレギュラープランが月額1万584円。10月中旬には、東京・表参道エリアに実店舗もオープンする。