産経抄

菅直人さん、語るに落ちたとはこのことですよ! 最高裁で扱うほどの「名誉」をお持ちなんですか?

 ▼「司法の正義を信じて直ちに上告の手続きをとる」。菅氏はこうも述べ、さらに争う構えである。本当に司法を信じているのかどうかは分かりにくいが、そもそも菅氏の名誉とは、最高裁で扱うほど大層なものなのか。

 ▼ともあれ内政、外政ともに課題が山積している中で、元首相が現職首相を訴えたこの異例の裁判はもう3年以上も続いている。菅氏は首相経験者として、力を注ぐ場所を考え直した方がいい。

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