篠田麻里子が初舞台「でかさで勝負」 「真田十勇士」出演

「苦手意識のある演技に挑戦したいと思った」と話す篠田麻里子(山田哲司撮影)
「苦手意識のある演技に挑戦したいと思った」と話す篠田麻里子(山田哲司撮影)

 元AKB48のメンバー、篠田麻里子(30)がグループ卒業後、初舞台となるアクション時代劇「真田十勇士」(マキノノゾミ脚本、堤幸彦演出)に出演中だ。「嘘も突き通せば真実」をテーマにした奇想天外な物語で、平成26年の舞台の再演。映画版も公開されている。

 徳川方の忍び集団の首領の娘である「くの一」の火垂(ほたる)役。忍びの里を抜けた幼なじみの猿飛佐助(中村勘九郎)と霧隠才蔵(加藤和樹)をつけ狙いつつ、才蔵への恋心に苦悩する。「男性に負けたくないのは自分と近い」が、殺したいほど愛する気持ちは未知だ。

 「そこまで愛する人にまだ出会っておらず(笑)」。ただ、深い愛情は数年前に愛犬が死んだときの感情と重なる。「ずっと一緒にいたけれど、失ってそれが当たり前ではないことと、その大切さに気づく」

 映画版では、元同僚で「良きライバルであり、仲間」の大島優子が火垂を演じる。自身の強みは167センチの長身とアクション経験。「優子はスピード、私はでかさ(笑)。舞台で映えるよう、立ち回りなどで大きさを出したい」

 殺陣を学び、毎日朝晩1時間走り込み。ケイン・コスギから紹介されたジムに週3回通った。「これが人生最後の舞台という気持ちでぶつかっています。必死でぶつかることで、少しでも自分の魅力が出れば」

 3日まで、新国立劇場(東京都渋谷区)。8〜10日、神奈川芸術劇場(横浜市)。(電)0570・00・3337。(橋本奈実)

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