日本維新の会、国会議員の二重国籍禁止法案を27日に提出

 日本維新の会の浅田均政調会長は26日の記者会見で、国会議員の二重国籍を禁じる公職選挙法改正案など、11本の独自法案を27日に参院へ提出することを明らかにした。公選法改正案は、国会議員の被選挙権の要件に外国籍を持たないことを追加する内容。民進党の蓮舫代表が日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」状態を長年続けたことを踏まえた。

 浅田氏は「公権力行使の最高ポジションに関わる地位に就こうという者は、少なくとも外国籍を持たない日本人という条件が必要だ」と述べた。

 維新は7月の参院選で法案を独自提出できる12議席(非改選含む)を確保。今国会中に100本の独自法案を提出する方針を示している。27日には、政治資金を個人的な支出に使用することを禁ずる政治資金規正法改正案なども提出する。

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