ジカ熱

流行後9例目の感染を確認 都内の30代男性

 厚生労働省は26日、ブラジル以外の中南米地域に渡航歴のある東京都内の30代男性がジカ熱に感染していることが確認されたと発表した。現地で蚊に刺され、感染したとみられる。中南米で流行が拡大した昨年5月以降、国内で感染が確認されたのは9例目。

 厚労省によると、男性はブラジル以外の中南米の流行国に約1週間滞在し、今月16日に帰国。22日に発熱や発疹、筋肉痛などの症状が出たため医療機関を受診し、23日に陽性が確定した。現在は自宅療養中だが、熱も下がり、容体は安定しているという。

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