アニメ最前線

「タイムボカン」「タイガーマスク」…名作の続編が10月、相次ぎスタート 「昭和アニメ」って逆に新鮮? 

 同作には、「妖怪ウォッチ」を手掛け、現代の子供たちが喜ぶツボを知るレベルファイブの日野晃博氏が参加。一方で、初代「タイムボカン」や「機動戦士ガンダム」のメカニックデザインを手掛けた大河原邦男氏が今作も担当するなど、かつてのファンもひきつける陣容となっている。

 なぜ、いま「タイムボカン」なのか。制作する読売テレビの永井幸治プロデューサーは、「昭和の子供が面白いと感じたアニメは、平成の子供にとっても面白いはず。メカやキャラクターのデザインは今どきになっているが、主人公たち正義の味方が『三悪』を懲らしめるという、分かりやすい勧善懲悪は変わらない。今の子供たちも、バラエティーを見る感覚で面白がってくれると思う」と語る。

「プ女子」を引き込む

 「タイガーマスク」は、昭和44、56年にアニメ化された人気作。10月1日に始まるテレビ朝日系「タイガーマスクW」(土曜深夜2時45分、同)は、約35年ぶりの完全新作となる。前作との最大の違いは、「タイガーマスク」が2人いるという設定だ。

 若きプロレスラーのナオトとタクマは、所属していたプロレス団体を潰され、敵組織「虎の穴」への復讐を決意。ナオトは「タイガーマスク」として訓練を始める。一方のタクマは、内部から組織を潰すため自ら虎の穴に入り、「タイガー・ザ・ダーク」として内部崩壊をもくろむ。2人は敵としてリング上で火花を散らしつつ、共に虎の穴打倒を目指す。