粉末状にした落花生を建材の珪藻土(けいそうど)に混ぜ込み生地を作る。落花生の量で色の濃淡も決められ、殻の模様やざらざらとした触感を壁に反映させることもできるという。温かみのある色合いが室内のインテリアやカフェテリアの内装などにぴったりで、壁だけでなくメッセージボードや表札などにも応用が可能。佐藤さんは「生まれた頃から身近にあった落花生をスタイリッシュな壁に生まれ変わらせるよう、さまざまな意匠をほどこしたい」と話す。
同社では、9月にハチカベの普及に向けて酒々井町にある同社事業所のショールームをリニューアルしハチカベを展示したり、ワークショップを開催しハチカベに触れる機会を設けたりする予定。
詳しい問い合わせは同社(電)043・441・0825。