この結果を受けて、岡山トヨペット(岡山市南区)では8月20日、「ウインカーを出そう★宣言」と題した啓発活動を開始。新車購入者に「ウインクしよう〜車線変更/曲がる前にウインカーを〜」と書かれたマグネットステッカーを配布したり、来店客の子供にお守りを配って、親にウインカー合図を出すように呼びかけるメッセージを書いてもらうワークショップなどを行った。
「慣れてしまった」人も
岡山のドライバーはウインカーを出さない-。以前から言われていたこととはいえ、アンケートで改めて示された結果に県民は驚いたようだ。
同店を訪れた岡山市南区の主婦(36)は「ワースト1位と聞いて驚いたが、ウインカーを出さずに車線変更する車をよく見る。子供を乗せて走るので気を付けてほしい」。同市中区の主婦(34)は「熊本県出身なんですが、岡山に来て運転マナーが悪いことにびっくりした。危ないし、怖いのできちんと合図を出してほしい」と話した。
また、同区の主婦(32)は「県外の友だちに『なんで岡山の人は曲がる時にウインカーを出さないの?』と疑問を投げかけられた。県民性なのだろうか」と振り返り、同区の女性会社員(35)は「(他のドライバーが)合図を出さないことに慣れてしまった自分がいる」と話した。