朝鮮学校問題

「朝鮮総連は在日の人権踏みにじっている」 小池百合子知事が打ち出した補助金凍結に、さらなる強硬策を求める声

 東京都内の朝鮮学校に対する補助金支給を凍結している東京都の小池百合子知事が、停止を継続する方針を示した。都のホームページ(HP)から、削除されていた朝鮮学校が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の強い影響下にあると結論づけた都調査報告書についても、小池氏の指示で再び掲載された。拉致被害者の家族や支援者からは、朝鮮大学校や朝鮮総連に対しても厳しい態度を取るよう求める意見が上がっている。朝鮮総連をめぐっては数々の疑惑が指摘されている。小池知事はその闇にどこまで迫ることができるのか。

朝鮮総連との緊密な関係を暴き出した都の報告書

 小池氏が朝鮮学校への補助金停止を継続する方針を示したのは9月8日。都庁で報道陣に対して、「基本的に継続だ」と話した。

 さらに同日に都内で開かれた政府と都主催の拉致問題啓発の集会では、調査報告書がHPから削除された問題について説明した。

 小池氏は「ずっと都のHPに掲載されていたが、それがいつの間にか消えてしまっている。そのような報告を受け、即座に職員に指示をして、再掲載をした。やはり貴重な資料なので、それを復活させた」と述べ、さらに調査報告書についてこう語った。

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