NHKは16日、休日出勤を虚偽申告し、勤務手当約26万円を不正受給したとして、本部に勤務する30代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分にすると発表した。発令は23日付の予定。
NHKによると、職員は平成27年3月〜今年6月、実体のない休日出勤を申請するなど不正な勤務処理を繰り返していた。普段の勤務態度にも問題があり、上司が注意しても改善が見られなかったという。
内部調査で判明し、NHKは当時の上司についても譴責処分とした。NHKは「再発防止に向け、職員に対するコンプライアンス(法令順守)意識の徹底を図っていく」とコメントした。