浪速風

新代表に期待するのは

仮にも野党第1党である。旧民主党時代には政権の座にあった。つい4年ほど前のことだ。国政選挙の結果次第では再び…。なのに民進党の代表選挙は、そんな期待も熱気も、まるで感じられなかった。新代表に選ばれた蓮舫氏も「二重国籍」でミソをつけ、抱負よりも釈明に追われる。

▶選挙中、蓮舫氏の「本当につまらない男」や「男なら泣くな」発言は耳に残るものの、各候補がどんな政策を訴えたのか、とんと記憶にない。二重国籍問題では党内から代表選の仕切り直しを求める声が上がった。違った結果になったかはわからぬが、襟を正す姿勢は見せられたのではないか。

▶蓮舫氏が圧勝したのは、知名度が選挙の顔になると考えたからだろう。どこまでもKY(空気が読めない)な政党である。いや、もはや誰も口にしなくなった流行語と同様、時代遅れである。国民から見放されたことへの真摯な反省がなければ、変わろうとしても、そう簡単には変われない。