楽しくおいしく糖質制限 食事方法「ロカボ」普及目指す 神戸などの55店、メニュー提案へ

糖質を抑えた自慢の「ロカボ」メニューをPRするシェフら=神戸市中央区
糖質を抑えた自慢の「ロカボ」メニューをPRするシェフら=神戸市中央区

 ご飯やパンに含まれる糖質の量を控えめにした食事方法「ロカボ」を普及させようと、神戸市と西宮市のフランス料理店やパン屋など55店がタッグを組み、「ロカボ神戸プロジェクト」を立ち上げる。ロカボは、生活習慣病の予防やダイエット効果があるとして近年注目されており、参加するシェフらは「神戸の街から健康的な食のスタイルを提案したい」と意気込んでいる。

 「ロカボ」は、ローカーボハイドレート(低炭水化物)の略。緩やかな糖質制限を目指す食事方法で、通常は一食90〜100グラムの糖質量を、20〜40グラムに抑えることを推奨している。北里研究所病院(東京都港区)糖尿病センターの山田悟センター長が提唱し、広まってきた。

 神戸市内でもロカボ料理を導入するレストランなどが増えていることを受け、同市が街をあげて「ロカボ」に取り組もうと、プロジェクトを提案。同市や西宮市のフランス料理店、日本料理店、ケーキ屋など55店が賛同した。プロジェクトは21日に開始し順次、ロカボメニューを取り入れるという。

 発起人の一人、西川功晃さん(52)がシェフを務めるパン店「ザ・マーシュ」(神戸市中央区)では、糖質の多い小麦の代わりに大豆を使った低糖質パン9種類を販売しており、西川さんは「食は楽しく、おいしく食べることが大前提。健康な人も血糖値を気にする人も、一緒に食べられるものを提供したい」と話した。

 プロジェクトに参加する店やメニュー情報は21日から公式ウェブサイトに掲載される。

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