浪速風

ボッチャは高齢者も楽しめる

ピーター・メイル著「南仏プロヴァンスの12か月」に地元で人気の球技が出てくる。「ペタンクは単純そのもので、初心者でも第一投から心おきなく楽しめる」。コショネと呼ばれる木の的球を狙ってブール(鉄の球)を投げる。コショネに最も近く寄せた者が勝ちである。

▶リオデジャネイロ・パラリンピックで「ボッチャ」というスポーツがあるのを知った。「地上のカーリング」と紹介されるが、むしろペタンクにそっくりだ。簡単そうに見えて奥が深い。最初に目標球(ジャックボール)をどこに置くかなど、投球の技術と駆け引きが要求される。

▶障害の程度によってクラスが分かれ、日本がチーム(脳性まひ)で初の銀メダルを獲得した。ゲーム感覚で、高齢者向けのスポーツとしてもいいかもしれない。ペタンクはヨーロッパの公園でお年寄りが興じているのをテレビで見たことがある。ちなみにペタンクを日本に紹介したのは映画監督の伊丹十三さんという。