「海のエコラベル」を知って 持続可能な漁業の実現へ

日本版は19年から

 MSCと同じ理念を、日本の漁業の実態に反映させた独自の認証制度「マリン・エコラベル・ジャパン」も、平成19年にスタートしている。

 MSC認証を受けているのは、単一魚種を対象とする大規模な漁業が多い。だが日本の漁業は小規模で魚種も多岐にわたるため、日本の実態に合わせた制度を作った。十三湖しじみ漁業(青森県)、愛知県いかなご船びき網漁業(愛知県)など24漁業を認証している。

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