小塩史人のワールド独談

オバマ大統領も吸っていた! 米国はもはや「マリファナ天国」 大統領選に隠れて各州が続々と合法化するが…

 11月8日の米大統領選に併せて、カリフォルニア州など5州で嗜好(しこう)品としての大麻(マリフアナ)の合法化の是非を問う住民投票が行われる。前回2012年の大統領選でもコロラド州とワシントン州で住民投票が実施され合法化が承認された。13年にはウルグアイが国として初めて合法化に踏み切った。相次ぐ合法化の背景には、健康への有害性が低いとの認識に加え、税収アップや愛好家誘致、麻薬犯罪組織の撲滅といった効果への期待がある。米国では大麻経験者が4割超に達しており、抵抗感は薄く、カリフォルニア州でも60%が合法化に賛成しているという。全米で最大の人口を有する同州で承認されれば、合法化の動きが一段と加速するのは必至だ。

 米調査会社、ギャラップが8月に発表した18歳以上の成人1000人を対象にした調査リポートによると、大麻を使用していると答えた人は、8人中1人に当たる13%で、13年の前回調査の7%からほぼ倍増した。大麻を使用したことがあると答えた人は43%を占め、前回の38%から上昇した。

 また、8月に英精神医学専門誌のランセット・サイキアトリーに掲載された研究論文によると、米国の大麻使用者は02年に人口の10・4%に当たる2190万人だったが、14年には13・3%に当たる3190万人に増加したという。

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