北関東怪奇伝説

あの真田家は実は残虐な悪政を敷いていた?! 年貢を納めることができない領民は家族もろとも水牢で…

 人気のNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台のひとつ、群馬県北部の沼田市周辺。ドラマは、主人公の信繁(幸村)と兄の信幸(信之)、兄弟の父、昌幸らの家族の絆と、秀吉や家康ら権謀術数渦巻く戦国武将との駆け引きを描く。乱世を生き抜くヒーロー・真田のイメージと正反対の事実があるのをご存じだろうか。

 江戸時代に入り、信幸の孫、5代沼田城主の信利(1635〜88年)の治世。重い年貢に領民が苦しめられたという真田家のダークサイドである。

 上毛かるたに「天下の義人茂左衛門」とうたわれる杉木茂左衛門は、信利の悪政を5代将軍綱吉に直訴しようとして処刑された。しかし、後に沼田藩は幕府から改易処分を受け、悪政にピリオドが打たれる。