スポーツ異聞

「中東の笛」ぐらいでガタガタいうな! W杯予選の対UAE戦は負けるべくして負けたのだ…

【スポーツ異聞】「中東の笛」ぐらいでガタガタいうな! W杯予選の対UAE戦は負けるべくして負けたのだ…
【スポーツ異聞】「中東の笛」ぐらいでガタガタいうな! W杯予選の対UAE戦は負けるべくして負けたのだ…
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 やれ、「中東の笛だ」と騒がしい。いわずと知れたサッカー日本代表の2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選の初戦、アラブ首長国連邦(UAE)戦(9月1日、埼玉スタジアム)の判定である。今後を左右する大事な初戦で、1-2で敗れたこともあり、敗因は主審のレフェリングだ、といわんばかりの大合唱だ。

 このときの主審は、カタール人のアル・ジャシーム・アブドゥルラフマン氏。UAEとカタールは同じ中東勢で、しかもすぐ隣に位置する。なので、多くのメディアは「中東の笛」と騒いだ。ちなみに「中東の笛」はハンドボールでよく耳にするもので、中東の産油国の王族がアジア・ハンドボール連盟の役員を務めることが多く、審判員が露骨なまでに中東寄りの判定をすることを言う。国際ハンドボール連盟では過去、五輪予選の無効を宣告し、国際連盟の管理下で予選がやり直されたこともあった。

 だが、ハンドボールとサッカーでは組織も、審判に対する資格制度の厳密さでも大きく違う。1日のUAE戦で問題になった1-2の後半32分、FW浅野拓磨(シュツットガルト)が放ったシュートの場面。確かにテレビを通じて見る限り、ゴールラインを割った後に、相手GKがボールをかき出したように見えた。

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