海猿たちの船メシ(29)

夏バテに効く キンキンに冷やした「冷汁ぶっかけアジのなめろう丼」 巡視船「たかとり」

冷汁ぶっかけアジのなめろう丼 巡視船「たかとり」

 横須賀海上保安部の巡視船「たかとり」自慢の船メシは、夏バテに効く「冷汁ぶっかけ鯵のなめろう丼」。同船に乗り組む藤浪克明主計士補の数あるレシピ中でも、安くて簡単、家庭で作れるメニューだ。

 神奈川県沖で捕れたアジを使い、夏バテで食欲のない人でも食べやすいように考案された。ミソと薬味の絶妙なハーモニーに乗り、冷やし茶漬けのようにさらさらといける。疲れた顔で食堂に姿を現した乗組員が一気に元気になると評判だ。

 静岡県の「とろろ汁」と、千葉県の「なめろう丼」という2つの郷土料理を合わせた創作料理。調理のコツは、「冷汁をできるだけキンキンに冷やすこと。なめろうをねばりがでるまでしっかりたたくこと」だそう。

 付け合わせは、焼きナスとキュウリの漬物、三浦半島のスイカ。冷汁を別に盛りつけ、なめろう丼を味わってからかけることで2度おいしい食べ方もあるという。

 たかとりは、海上防災機能に優れ、タンカー火災や油流出事故に対応するための強力な消化能力(泡沫=ほうまつ=放水銃2基、粉末消化剤噴射銃1基)と曳航(えいこう)能力を持つ。

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