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米国大使館前の反米少女像はNG 日本大使館前の反日少女像はOK 韓国の〝隷米反日〟 ソウル・黒田勝弘

ソウルの日本大使館前の慰安婦像(名村隆寛撮影)
ソウルの日本大使館前の慰安婦像(名村隆寛撮影)

 韓国の新聞に興味深い記事が出ていた。在韓米大使館が地元の鍾路(チョンノ)警察署に書簡を送り、大使館の敷地100メートル以内でも集会ができるとしたソウル行政裁判所の最近の判決に「憂慮」を表明し、大使館の施設や職員に対する安全を保証するよう要請したという(2日付、ハンギョレ新聞)。

 報道によるとこれは、ある反米・親北団体が米大使館周辺での集会を禁止している地元警察を相手取って行政裁判所に不当だと訴えたのに対し、同裁判所が集会・デモ関連法の例外条項を挙げて「大規模な集会やデモに拡散する恐れがない場合は許される」との判決を出したことに対する不満からだとか。

 行政裁判所は行政当局の措置に対する国民の異議を受け付けるところだが、鍾路警察署は判決に不服で上訴しており、その後も米大使館周辺での集会は引き続き禁止しているという。

 報道は左翼系の反政府紙らしく、「集会許容の判決を無視する米大使館」「内政干渉」などと米大使館を非難しているが、これは大使館前の不法、不当な慰安婦記念像や頻繁な反日集会やデモに悩まされている日本大使館にとっては大いに参考になる話だ。